ニュースリリース | 15 5 月 2014
最新の総合的食料安全保障レベル分類 (Integrated Food Security Phase Classification, 略称IPC)分析の暫定結果によると、紛争で人々が孤立している地域、特に約75%の人々が深刻な飢餓状態にあるユニティ州の複数の郡で、食糧事情が危険水準に達していることが分かりました。分析によれば、向こう3ヶ月、南スーダンで、最も深刻な飢餓の状態である「飢きん」は起きないとの予測です。しかし、このまま十分な人道支援がなされなければ、いくつかの地域では今年の後半に、そのような深刻な事態が起きうる可能性があります。「今ならまだ壊滅的な飢餓を防ぐことができます。しかし、そのためには、手遅れになる前に、飢餓に苦しむ何万人もの人々に人道機関が支援できる環境が必要です」 とマイク・サケット国連WFP南スーダン事務所長代行が述べました。