ニュースリリース | 14 2 月 2011
WFPは昨年、12億5千万ドル相当の食糧を調達しましたが、そのうち、途上国からの食糧購入額は過去最高となりました。エチオピア、ベトナム、グアテマラなど96カ国で購入した食糧は、パキスタンにおける洪水被災者支援、ハイチの地震被災者支援、干ばつに苦しむアフリカ・サヘル地域における食糧支援などに活用されました。 WFPは世界でも有数の食糧の買い手です。記録的な食糧高騰が続く中、その購買力を活かして途上国で食糧を調達することは、途上国の農業経済への投資となり、また災害や紛争の被災者に直接食糧を届け、命と生活を守ることにつながります。 2010年、WFPは小麦、トウモロコシ、コメなどを購入しました。また、受胎から生後1,000日の乳児やその母親の栄養強化を目的としたWFPの栄養強化食品も購入、配給しています。