ニュースリリース | 24 5 月 2021
「イエメンでは脆弱性が続いており、食料不安の継続的な要因も相まって、イエメンは飢饉のような深刻な飢餓状態に陥りやすくなっています」と国連WFPイエメン事務所ローラン・ブケラ代表は述べています。「紛争の激化、経済の衰退、世界的な商品価格の上昇、新型コロナウィルスなど、すべてが昨年の深刻な飢餓の増加の原因となっています。」
イエメンでは、すでに5万人近くが飢饉のような状態で生活しており、500万人が差し迫った危険にさらされています。また、下痢や栄養不良、呼吸器感染症などの予防可能な病気により、10分に1人の割合で子どもが亡くなっています。
国連WFPはこのような急性のニーズに応え、2月には飢饉のような状況に直面している11地区 (総合的食料安全保障レベル分類IPC5 (カタストロフィー))の35万人に毎月の配給を再開しました。