ニュースリリース | 04 3 月 2010
パナマ発 WFPは5日、マグニチュード8.8の大地震に見舞われたチリで、被災者支援のための最初の食糧を空輸した。食糧を載せた飛行機は、エクアドルのキトから震源地に近いコンセプシヨンへ向けて出発した。7日にも次の空輸が予定されている。 WFPはチリ政府と連携し、2回の空輸で高カロリービスケット70トン(子ども3万5千人の5日間の食糧に相当)を被災地へ運び込む。 WFPラテンアメリカ・カリブ海地域局長のペドロ・メドラノは、「今回の大地震で多くの命が奪われ、心を痛めています。WFPは、家を失い食糧を必要とする子どもたちへ非常食を届けられるよう、チリ政府やチリ政府の諸機関と連携を進めています。」と話した。 調理が不要な高カロリービスケットは、今回の大地震のような緊急時に最適な非常食。