ストーリー | 24 5 月 2022
国連WFPの緊急事態部門の責任者であるマーゴット・ファン・デル・フェルデン担当官は、戦争環境での活動方法について多くのことを心得ています。サヘルから南スーダン、シリア、イエメン、そしてアフガニスタンに至るまで、国連WFPが戦時下の市民に食料を届ける際に、創造的かつ戦略的に重要な作戦決定を行います。
「それがすべての紛争における最大の課題です」と、ローマのオフィスで事務処理に追われる彼女は語ります。「だからこそ、4年前に採択された決議2417号は画期的な出来事でした。国連の高い権威が初めて飢餓と紛争の関連性を認め、飢餓が戦争の武器として使われたときに、世界が人道的な活動するためのより広い枠組みを与えたのです」。
それはもちろん、ほんの数カ月前までは、ファン・デル・フェルデン担当官のアジェンダに含まれていなかった緊急事態、すなわちウクライナでの問題です。