ニュースリリース | 24 2 月 2022
国連WFPのチームはすでに現地に入り、アクセスと資源が確保される限り支援をする用意があります。全ての関係者には影響を受けた地域で必要とされる人道支援へのアクセスが継続されること、そして現地の人道支援者の安全が確保されるよう要請します。
紛争は世界の飢餓と食料不安の主な原因です。現在2億8300万人が深刻な飢餓に直面し、4500万人は飢きんの瀬戸際にあります。国際社会は新たな紛争によりさらに多くの人が飢餓に陥るのを見過ごすことはできません。
黒海流域圏は穀物と農業生産において、世界で最も重要な地域の一つであり、紛争による食料安全保障に対する影響はウクライナ国内にとどまらず、特に最も貧しい人びとに及ぶとみられています。黒海沿岸地域からの穀物の流れが妨げられれば、価格の高騰につながります。