ニュースリリース | 18 10 月 2016
今月8日には、最も死者数が多かった、島の南東部に位置する街、ジェレミーで食糧の配布を開始。これまで、グランダンス県と南県で避難生活を送る58,000人に対し、米、豆、植物油、塩などを配給しました。国連WFPハイチ事務所のカルロス・ヴェロソ代表は「もっとも被害が大きかった地域を把握し優先的に支援するため、現地政府と連携しています」と話しました。また、ハリケーン襲来前から国内にはすでに3,450トンの食糧(30万人の1カ月間分の食糧に相当)が備蓄されており、救援のため、この備蓄をトラックやヘリコプターを使い早急に輸送している、と説明しました。WFP/Alexis Masciarelliハイチ政府の救援活動を後押しするため、人道支援諸機関は現地でそれぞれ活動を展開予定で、各機関が3カ月間、活動を実施するには合計で1億2千万ドルの資金が必要だと呼びかけています。