ストーリー | 16 10 月 2019
国連WFPの緊急支援対応が増加する中、アフリカのサヘル地帯の一角が、これまでに得られたレジリエンス支援の成果をどのように守っているかをお伝えします。
ブルキナファソで豊作を願って畑を耕す女性たち。 Photo: WFP/George Fominyen
「この村に到着した時、私たちはどこで寝たらよいかも分かりませんでしたが、村長が滞在を許可してくれました」と、タッセレ・サワドゴは言います。彼と家族は、強制退去にあう前、ブルキナファソ北西部のダブロ村で静かに暮らしていました。
武力衝突が、西はセネガルから、アフリカ東部のスーダンにわたる広大なサヘル地帯で激化しています。ブルキナファソの安全保障は深刻な状況にあり、これまでに国連WFPが積み上げてきた多くの成果がかき消されてしまう恐れがあります。