ニュースリリース | 08 3 月 2013
国際女性デーに寄せて女性、暴力、および食糧安全保障の関連性について以下はアーサリン・カズン国連WFP事務局長、ジョゼ・グラジアノ・ダ・シルバFAO事務局長、カナヨ・ヌワンゼIFAD総裁、アイリーン・カンIDLO事務局長による共同声明です。 ローマ発今年も国際女性の日(3月8日)を迎え、国際社会は、女性や女の子に対するあらゆる暴力をいかに撲滅し防止するかに注目しています。女性は食糧を生産し家族を食べさせる上で重要な役割を果たしてきましたが、今までジェンダー、暴力、そして食糧安全保障の関連性について注意が払われることはほとんどありませんでした。性差別は女性の栄養不良や社会的地位の低下につながります。差別的な慣習が残っている農村地域では、ほとんどの場合、家庭の中でも食糧の分配に偏りが生じており、女性と女の子が食べられる食事は十分ではなく、また栄養価も低いものとなりがちです。