ストーリー | 16 1 月 2019
ミャンマーとの国境に程近いバングラデシュ南東部クトゥパロン難民キャンプ。2017年8月、大量のロヒンギャ族が激しい迫害を逃れ、ミャンマー北部より命辛々この地に辿り着きました。ここには辛い過去を乗り越え、自立に向けて奮闘する女性たちの姿があります。
生きる力を手にする
同難民キャンプ内の国連女性多目的センター。最新プロジェクトに参加する難民キャンプの女性15名が、笑い声を交わしていました。今日は16日間の研修の成果として、刺繍をあしらい、ノートブックカバーを作成しています。
これは、国連WFPの自立支援プロジェクトのひとコマです。立場の弱い女性や10代の少女を対象に、女性の社会的地位と食料安全保障の向上を目的に始められました。
学んだスキルを活かし、参加者たちはこの仕事で毎月賃金を受け取ります。