ストーリー | 02 5 月 2016
エクアドル地震を経験したスージー・リンコネスさんは、地面が揺れ始めたときの恐怖の瞬間-目の前で彼女の家が崩れ落ち、それを無力にも眺めることしかできなかったときのことを語ってくれました。
4月16日土曜日の夜、地面の揺れを感じはじめた時、スージーさんはムイスネという町にある自宅のハンモックでくつろいでいました。 少なくともこの地震により400人が命を落とし、何千もの人々が支援を必要とする深刻な状態に陥りました。 エスメラルダスの国連WFP事務所で働くスージーは、死ぬかもしれないと思った恐怖の瞬間を振り返ります。そして彼女は今、被災した人々の支援活動に取り組んでいます。
「私がいま感じていることを一言で説明するとすれば、『無力』だということです。私は家が火事になったり、洪水が押し寄せたりするかもしれないと予想できましたが、家が目の前で崩れ落ちるとは想像もしませんでした。