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ガザ北部では飢きんが差し迫っています。子どもたちの栄養不良は急速に増加しており、2歳未満の子どもの3人に1人が急性栄養不良または「消耗症」の状態にあります。

壊滅的飢餓に見舞われている人の数はわずか3カ月で倍増し、12月に57万人だったのが110万人まで増えています。

国連WFPは、ガザ地区に住む145万人に、切実に必要とされている食料を毎月提供しています。私たちは、パレスチナでの栄養不良のさらなる悪化を回避するため、すぐに食べられる食料、温かい食事、小麦粉、栄養食品を配布しています。

支援拡大か飢餓、選択肢は明らかです。国連WFPは食料を待機させており、慢性的な食料不足に対処するために、ガザ地区全土の220万人に食料を供給する用意があります。そのためには人道的停戦が必要です。そしてイスラエルが、北部を含むガザ地区への搬入口を増やし、アシュドッド港の使用を許可することが必要です。人道支援スタッフと物資が自由に行き来でき、ガザ地区の人びとが安全に支援にアクセスできるようになることを求めています。

国連WFPのパレスチナ緊急支援

緊急食料支援
国連WFPは2月、ガザ地区とヨルダン川西岸地区で155万人に支援を行いました。私たちは、避難所や仮設キャンプ、商店で食料を届けています。しかしながら、食料を切実に必要としている人びとに、定期的な食料の供給を保証することはできていません。
サプライチェーン
国連WFPはパン工場に小麦粉やその他の必要な資源を提供することで、営業の再開を支援しています。休業から50日後、ディール・バラフとラファで9つのパン工場が再開し、ガザの人びとのために助成された手頃な価格でパンを製造しています。この支援のおかげで、約50万人が再びパンを買うことができるようになりました。
ロジスティクス
国連WFPは、ロジスティクスクラスター、緊急通信クラスター、食料安全保障クラスターを通じてパートナー機関をサポートしています。また国連WFPは、現地のパートナー機関と協力して支援を届けています。

あなたの力が必要です

パレスチナでは人道的ニーズがさらに高まっています。命を救うための支援が、最も必要としている家族に届くよう、ご支援をお願いします
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