ニュースリリース | 21 12 月 2021
「私たちの思いは、現在進行中の新型コロナウィルスの大流行、そして今回の破壊的な台風という多くのことを乗り越えてきた家族の皆さんと共にあります。国連WFPは気候危機の最前線で生活する人びとと共に立ち向かいます。政府のリーダーシップの下、私たちはコミュニティがこの試練から立ち直り、将来のショックに対する回復力を高め続けるために必要なことを行っていきます」と国連WFPフィリピン事務所のブレンダ・バートン代表は述べました。
フィリピン南東部の北スリガオ州シャルガオ島に上陸した台風22号(現地名:オデット)は、豪雨、強風、高波、土砂崩れなどをもたらしました。中南部9地域を通過した後、12月19日にフィリピン域を外れ、大規模な被害の跡を残しました。この暴風雨により、180万人以上の人びとが生活や生命に影響を受け、そのうち60万人以上が家を失い、避難所で生活しています。