ニュースリリース | 08 3 月 2013 日本政府、国連WFPを通じて16カ国へ食糧支援 ~差し迫った飢餓の緩和に寄与~ 横浜発日本政府は国連WFPに対し、1億4070万米ドルの拠出金を供与した。拠出金はアフリカ・アジア・中東の16カ国において、難民、国内避難民、栄養不良の子ども、妊婦、授乳中の母親などを含む数百万人に不可欠な食糧と栄養を届ける支援活動、および3カ国における特別輸送活動に活用される。 国連WFP 日本事務所代表のスティーブン・アンダーソンは、「このような多大かつ時宜を得た支援をいただき、心より感謝申し上げます。深刻な飢餓に苦しめられている国々の差し迫った飢餓状況を緩和する上で、この支援により大きな違いが生まれます。日本政府と国民の皆さんは、今までいつも、世界の人道危機に対し、いち早く支援の手を差し伸べてきて下さいました。今回いただく拠出金は、日本の支援の手厚さと、世界の食糧・栄養安全保障における強いリーダーシップの表れです。」と述べた。
ニュースリリース | 29 6 月 2020 国連WFP、過去最多の飢餓に苦しむ人々を支援へ - 新型コロナウイルスが貧しい国々を打撃 国連WFPのデイビッド・ビーズリー事務局長は「新型コロナウイルスとの闘いの最前線は豊かな国から貧しい国に移りつつあります。ワクチンができるまで、この混沌に対する最善のワクチンは食料です。食料がなければ社会的混乱と抗議は拡大し、移住する人が増え、紛争は深刻化し、従来飢餓の心配のなかった人々の間で栄養不足が広がる可能性があります」と述べました。 飢餓の増大傾向に対応するために、国連WFPは過去最大規模の人道的対応を実施しており、支援の手を差し伸べる人々の数を過去最高だった2019年の9700万人から、今年は最大1億3800万人に増やします。しかし、パンデミックの影響を受けている最も脆弱な立場にある人々に対応し、政府やパートナー団体を支え、感染拡大を抑えるために持続的な資金が緊急に必要です。
ニュースリリース | 12 9 月 2014 カズン国連WFP事務局長、来日 「女性が輝く社会に向けた国際シンポジウム」出席へ 「女性が輝く社会に向けた国際シンポジウム」は、日本政府、日本経済団体連合会,日本経済新聞社,日本国際問題研究所の4者による主催で行われます。政界やビジネス界で活躍する世界各国のリーダーや有識者が一堂に会し、女性に関する課題や女性の活躍促進について議論します。安倍晋三首相は、このシンポジウムを「女性版ダボス会議」と位置づけています。 飢餓とたたかう世界最大の人道支援機関である国連WFPを率いるカズン事務局長は、13日に開催されるハイレベル・ラウンドテーブルの分科会「グローバルな課題と女性のイニシアティブ」に参加し、飢餓のない世界をつくる上で女性が果たす重要な役割について所見を述べます。 また、カズン国連WFP事務局長は、日本との戦略的パートナシップをさらに強化するため、政府高官との会談を予定しています。
ニュースリリース | 15 1 月 2014 紛争下の南スーダンで食糧支援拡大中の国連WFP、 支援物資の略奪を非難 ジュバを訪れていたバレリー・グアリニエリ国連WFP東・中部アフリカ地域局長は、「国連WFPは南スーダンで戦闘が始まって数日以内に避難民に対する食糧支援を始め、12月中旬にこの危機が始まってからすでに南スーダンの10万人を支援してきました。私たちは連携機関と共に、毎日、支援をより多くの人に届けていますが、物資の輸送が困難な地域もあり、また私たちの複数の事務所や倉庫から食糧や備品が略奪されるという事態に直面しています。最近では先週木曜にベンティウで略奪がありました。このような行為により、国連WFPの支援活動は大変難しいものとなっています」と述べています。南スーダンは本来であれば多くの地域で収穫期を迎えているはずでしたが、今回の危機の発生により少なくとも20万人が安全を求めて避難しています。
ニュースリリース | 25 9 月 2008 WFP、ビル&メリンダ・ゲイツ財団、ハワード・G・バフェット財団が貧困農家支援計画を合同発表 ニューヨーク発 2008年9月24日 WFP、ビル&メリンダ・ゲイツ財団、ハワード・G・バフェット財団は、ニューヨークで開催中の国連総会で、開発途上国の貧困農家の収入向上を支援する画期的な計画を公表した。この新たな支援計画「パーチェス・フォー・プログレス(Purchase For Progress、略称P4P。「前進のための食糧購入」の意)」は、WFPが途上国の小規模農家から余剰作物を適正な価格で買い取り、それを食糧支援に用いるというもので、貧困農家の収入アップや途上国の地域経済の活性化につながると期待されている。 この支援計画は、今後5年間、特にサブサハラ・アフリカと中米を中心とした21の開発途上国で試験的に行われる。
ページ プリマ プリマハムより、1,103,097円のご寄付をいただきました。2017年1月より2017年6月までの間、同社「直火焼 デミグラスハンバーグ」の売り上げの一部を国連WFPが展開している「レッドカップキャンペーン」を通じてご寄付いただいたものです。ご寄付は国連WFPの「学校給食プログラム」に活用させていただきます。 プリマハム株式会社 代表取締役社長 松井 鉄也様 (右) 国連WFP協会 事務局長 鈴木 邦夫 (左)
ページ 日本の政府や市民社会との連携 日本政府からの支援 国連WFPの活動は、各国政府および民間からの任意拠出金によって支えられています。 日本政府は国連WFPにとって第6位の拠出国です。2017年、日本政府からの拠出金は1億7520万米ドル(約193億円)に上りました。 日本政府による国連WFPへの支援は、世界の平和と安定に寄与するという日本の政府開発援助(ODA)に対する考え方に沿って、飢餓、貧困、栄養不良の根絶を目指すものです。日本からの拠出金は、緊急支援活動や復興・開発支援などに役立てられています。 毎年、国連WFPは日本政府と政策協議を行い、お互いの 戦略計画に沿ってどのように連携を深めていくかを話し合います。
ニュースリリース | 20 6 月 2024 「国際協力・国際機関への道」参加のご案内 〇日時:2024年7月13日(土) 10時~12時(9時半開場) 〇会場:上智大学四谷キャンパス6号館1階101教室 〇対象者:高校生、既卒生、中学生、保護者 〇プログラム: 10:00~10:40 曄道(てるみち) 佳明氏(学長、理工学部機能創造理工学科教授) 「無敵の国際協力貢献者へ」 10:40~11:10 津村 康博(国連WFP日本事務所代表) 「国連機関でのキャリアを目指す皆さんへ ~国連世界食糧計画(WFP)の一日本人職員の事例~」 11:10~11:50 在学生・卒業生トークセッション~上智で拓く国際協力への道~ 11:50~12:00 植木 安弘氏(国際協力人材育成センター所長、特任教授)
ストーリー | 29 9 月 2022 「#ごちそうさまチャレンジ」初開催!SNS投稿でSDGsに貢献! 認定NPO法人国連WFP協会(横浜市)は、SNSで気軽に取り組める寄付キャンペーンとして 「#ごちそうさまチャレンジ」を「食料ロスと廃棄に関する啓発の国際デー」である本日9月29日から10月31日まで実施します。 29の企業・団体が協力、国連WFPサポーターのEXILE ÜSAさん、国連WFP親善大使の杏さんをはじめ、藤原紀香さんや料理研究家のリュウジさんなど、総勢19名のアンバサダーがキャンペーンを盛り上げます。 キャンペーンサイトでは、人気お笑い芸人の和牛さんが本キャンペーンをオリジナルコントで紹介する動画も公開中です! 和牛さんオリジナルコントはこちらからご覧いただけます。
ストーリー | 04 12 月 2023 ザンビア流、飢餓と気候変動解決のレシピ アンドリュー・ジマーンさんはザンビア南部のグウェンベ小学校の温室に入り、来年の収穫をチェックします。ビニール袋から芽を出し、肥沃な土壌と最小限の灌漑で育っているものもあれば、太陽と水と養分だけに頼っているものもあります。 「両親にここの作物のことを話していますか?」受賞歴のあるアメリカ人シェフで、WFP国連世界食糧計画(国連WFP)の親善大使でもあるジマーンさんは、彼を囲む生徒たちに尋ねます。 「はい!」子どもたちは元気に答えます。 栄養と持続可能な栽培に関する実情を把握しヒントを共有することが、ジマーンさんが今年初めにザンビアを訪問する目的でした。ここで彼は、気候危機が深刻化するなか、国連WFPが学校、地域社会、政府と協力し、強靭で健康的な食料システムを構築している様子を目の当たりにしました。