ニュースリリース | 03 10 月 2017
ビーズリー事務局長は、「目の前で愛する人が殺され命からがら逃げてきた人々の話を聞いて、胸が締めつけられるようです。こんな恐ろしいことはもう起きてはなりません。人々の多くは、ミャンマーにいた頃も国連WFPの食糧支援を受けていましたが、故郷に無事帰れる日までは、バングラデシュで国連WFPが食糧支援を行っていきます」と述べました。4月に事務局長に就任したビーズリー事務局長がバングラデシュを訪問するのは今回が初となります。事務局長は、クタパロング難民キャンプに隣接した地域で国連WFPの食糧配給を視察。この地区は政府がミャンマーから到着する人々のために用意した土地で、面積は8平方キロメートルを超えますが、雨露をしのぐだけの粗末な住居にこの1カ月で数十万人が入居しました。ビーズリー事務局長はこの地区を回り、難民登録をした人々が電子食糧引換券を用いて食糧と引き換えることができる商店などを視察しました。