ニュースリリース | 06 6 月 2022
複数の国連機関が早急に実施したアセスメントに基づいて、飢餓早期警報システム・ネットワークと、国際連合食糧農業機関(FAO)の食料安全保障・栄養分析ユニット(FSNAU)がまとめた新たな報告によると、2022年9月までの期間に、710万のソマリア人(人口の約50%)が危機的レベルの食料不安、あるいはそれよりも深刻な状況に直面するとみられています。そのうち21万3000人が壊滅的な飢餓や餓死に直面し、これは4月に予測されていた8万1000人と比べて、劇的に増加しています。特にソマリア南部など、飢きんの危険にさらされる地域が増えています。南部では、不安定な情勢と紛争によって、人道的支援を届けることが困難になっています。
こうした統計は、今後数か月の間に急速な悪化が見込まれる食料安全保障の状況を反映しています。