ニュースリリース | 07 9 月 2021
国連WFPは今月、戦争で疲弊したティグライ州に隣接する地域のコミュニティに対し、緊急支援の食料援助を開始しました。国連WFPは、エチオピアの連邦政府および地域政府当局との連携のもと、アファール州で53万人、アムハラ州で25万人に直ちに支援を行う予定ですが、ニーズの増加や資金が得られれば規模を拡大していきます。
一方、ティグライ州では、国連WFPとそのパートナーが、地域全体で520万人の緊急な食料ニーズに対応するために、規模の拡大に苦慮しており、食料安全保障は悪化し続けています。国連WFPとパートナーが保有する食料の在庫は、2週間以上ぶりに輸送隊が入港した昨日まで、ほぼ完全に枯渇していました。国連WFPが率いる100台以上のトラックは、3,500トンの食料と、燃料、医療・シェルター用品などの救命貨物を輸送しました。