ストーリー | 26 3 月 2024
早朝の陽光が降り注ぐ、ここヤンキエル・バスケス育苗ハウスは、まるで柔らかな苗が生い茂る緑の海です。農家のパヨさんは、ここでトマト、ピーマン、キャベツを露地に植えられる大きさになるまで育てています。
私たちは、キューバ北部沿岸のビジャ・クララ県中部の町、サグア・ラ・グランデの郊外にいます。この都市型育苗ハウスは、WFP国連世界食糧計画(国連WFP)が支援するプロジェクトの一環で、キューバの小規模農家が気候変動問題への対応を強化し、増大する食料需要に対応できるよう支援することを目的としています。
キューバは、ハリケーン、干ばつ、季節外れの降雨に最もさらされるカリブ海諸国のひとつであり、気候変動により、これらはより頻繁に、より深刻になる可能性が高いとされます。