ニュースリリース | 28 10 月 2010
来日したWFP 国連世界食糧計画ジョゼット・シーラン事務局長は26日、日本記者クラブにおいて記者会見を行い、長い歴史を誇る日本の給食制度を「地域の農家の生産物を使って、子どもたちに栄養価の高い給食を提供している素晴らしいモデル」であり、日本における「地産地消」の取り組みは、他国のお手本になると賞賛した。 会見でシーラン事務局長は、学校給食は子どもの栄養状態を改善するには大変効果的だと強調し、長い歴史を誇り、子どもの健康を守ってきた日本の学校給食制度からは学ぶところが多くある、と述べた。 「日本では、地域の農家から生産物を購入し、その食材で子ども達に栄養価の高い給食を十分に食べさせているそうですね。この『地産地消』の取り組みが、食糧安全保障を達成する上で一つの基盤となることを日本はよく理解しているのだと思います。