ニュースリリース | 13 2 月 2007
ヨハネスブルグ発−現在アフリカ南部一帯における大洪水により、この地域の人命や住居、そして穀物が危険にさらされている。特に集中的な被害を受けているのはモザンビークである。周辺のマラウイ・ザンビア・ジンバブエに降った雨がザンベジ川などに流れ込み、その下流域にあたるモザンビークではこの1週間近く警戒水位を超えている状況にある。 ○ モザンビークにおける状況悪化 モザンビークでは河川の警戒水位を超えており、さらに周辺国からの雨の流入により今後も推移が上がると見込まれていることから、状況の悪化が懸念されている。モザンビーク政府は軍隊を動員し、最も被害の深刻な地域から住民を避難させてきた。そのような地域の一つであるムタラにおいて、WFPはすでに300トンの緊急支援食料を約2000人の人々に提供してきた。しかし、さらなる支援が必要なことが明白な状況にある。