ニュースリリース | 27 4 月 2016
エクアドル史上最悪となった今回の地震は、沿岸地域を中心に死者600人、負傷者1万2,000人以上という犠牲を出しました。政府と国際機関による推計では52万人がこの地震の被害を受け、食糧支援を必要としています。国連WFPの第一弾の支援は、震災からわずか3日後に現地に到着しましたが、徐々に被害の全容が明らかになりつつあります。「地震により、多くの人々が収入と食糧を得られなくなったことで、食糧不安が増大する恐れがあります」と国連WFPラテンアメリカ・カリブ海地域局長ミゲル・バレットは言います。政府の要請に基づき、国連WFPは4月19日にマナビ州のポルトビエホの街まで緊急支援食糧を届けました。職員が配給作業を手伝い、マナビで最も支援を必要としている家庭や病院など、およそ5万人余に食糧を届けることができました。同時に、現地での人道支援活動を支えるべく、200万米ドルの予算で支援物資輸送活動を開始。