ニュースリリース | 15 1 月 2010
Copyright: AFP/Clarens Renois
さらに、翌14日(木)にはポルトープランスの人口密集地にある病院や学校にて新たに2400人に食糧を配布した。WFPは今後すみやかに支援規模を拡大し、当面6ヶ月間、200万人を対象に食糧を配布する予定。
また、14日(木)には、WFPの指揮のもと、パナマにある国連人道支援物資備蓄庫から、非常食、救急キット、衛生電話などの物資を積んだ飛行機が3機、ポルトープランスに到着した。
調査によると、今回の大地震により、ハイチ国民900万人の3分の1にあたる300万人が人道支援を必要としていると見られる。
地震発生以前より、ハイチは西半球の最貧国であり、多くの国民が貧困や飢餓に苦しんでいた。国民の55%は1日1米ドル以下の生活費で暮らし、安全な飲料水を確保できる人も国民の半分に留まっていた。