緊急支援
シリアは世界で6番目に食料不安の人口が多い国です。国連WFPの推計によると、人口の半分以上にあたる1210万人が食料難に陥っています。さらに290万人が食料不安に陥る恐れがあり、わずか1年で52%も増加しました。人びとの栄養状態は悪化しており、発育阻害や栄養不良の割合が国の一部で増加しています。
記録的な食料と燃料価格の高騰、国内の一部地域で続く紛争、および悲惨な地震が、最も脆弱な立場にある人びとに大きな負担を強いています。世界的な経済危機によって、シリア国内の補助金制度の下で食料と燃料の補助金を受け取っている人びとの数が減少しています。