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日本政府、ソマリアへのウクライナの小麦の輸送に1400万ドルの支援

© WFP/Jamal Ali
横浜-WFP国連世界食糧計画(国連WFP)は、干ばつが続き、何百万人もの人びとが深刻な食料不安に苦しんでいるソマリアに対して、ウクライナから寄付された小麦を輸送・配布するための日本政府からの1400万米ドルの拠出を歓迎します。

8日、日本、フランス、フィンランドの支援を受け、2万5000トンの小麦を積載した国連WFPのチャーター船が、ソマリアでの人道支援のために、オデーサの港を出航しました。

日本政府の支援によって、国連WFPは過去40年間で最も镸い干ばつによる不作や、政情不安、ウクライナでの戦争による影響、新型コロナウイルス感染症後の経済回復の遅れにより、深刻化する食料価格の高騰に苦しむ84万人を超える人びとに緊急の食料支援を提供することができます。

「日本政府からの迅速かつ、時宜を得たご支援によって、アフリカの角で繰り返される干ばつによって切実に支援を必要としている、脆弱な家庭の緊急的なニーズに応えることができます。日本の皆様の寛大なご支援により、この重要な時に、最も弱い立場にある人びとへ支援を届けられることに感謝しています」と国連WFPのマイケル・ダンフォード東アフリカ地域局長は述べました。

ソマリアでは、干ばつや紛争により約670万人が、危機的レベル、もしくはより深刻な食料不安に見舞われています。国連WFPは命を救うための食料と栄養支援を拡大し、過去最大となる数の人びとに支援を提供し、毎月約500万人が緊急の人道支援を受けています。

この支援の拡大により、これまで最悪の飢餓の危機の影響を食い止めることができていますが、現地の状況は依然として切迫しており、命や生活が失われています。国連WFPは支援が届きにくい地域を含めて、支援を拡大し、栄養不良の予防など治療を必要とする人の数を減らせるような、長期的なプログラムへの投資を増やすように努めています。

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WFP国連世界食糧計画(国連WFP)は、世界最大の人道支援組織であり、緊急時に命を救い、食料支援を活用して、紛争や災害、気候変動の影響から立ち直った人びとのために平和、安定、繁栄への道筋を構築しています。

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トピック

ソマリア 日本 ウクライナ 干ばつ 気候 緊急支援 食料安全保障 パートナーシップ

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