ニュースリリース | 17 2 月 2021
経済危機、新型コロナウィルスの結果としての雇用の喪失、食料価格の高騰は、10年間の紛争によって避難し、消耗しているシリア人の窮状に追い打ちをかけています。
「状況はかつてないほど悪化しています。10年に及ぶ紛争の末、シリアの家族は貯蓄を使い果たし、経済危機に直面しています」と、WFPシリア事務所代表ショーン・オブライエン氏は述べています。
パン、米、レンズ豆、油、砂糖など、一家が一ヶ月間食べていくための基本的な食料は、今では少なくとも12万シリアポンド(約2万5千円)もしており、これは平均的な給料をはるかに超えています。
「簡単な食事がシリア全土の家族の手の届かないところにあるのは憂慮すべきことです 。この新しいデータによると、人道的支援は食事をテーブルに用意できるか、空腹のまま寝るかの違いになります。