ニュースリリース | 06 11 月 2020
国連食糧農業機関(FAO)と国連世界食糧計画(WFP)が本日発表した「急性食料不安ホットスポットの早期警戒分析」では、紛争、経済衰退、気候の極端な変化、新型コロナウィルス パンデミックの有害な組み合わせが、人々を食料不安の緊急段階へとさらに追い込んでいると説明しています。
最も懸念される4つのホットスポットの人口の一部は、すでに危機的な飢餓状況を経験しています。報告書は、紛争の激化と人道的アクセスのさらなる減少が飢饉のリスクにつながる可能性があると警告しています。
しかし、これらの4カ国だけが世界地図上の唯一の「レッドフラッグ」であるわけではなく、様々な要因が重なって、世界的に深刻な食料不安のレベルが過去最高に達していることを示している、と報告書は指摘しています。他にも16カ国が急性飢餓レベルの上昇のリスクが高いとされています。