ニュースリリース | 30 1 月 2017
最も貧しい人を最優先に世界から取り残され、最も貧しい暮らしを送る20億人への支援を強化し、命を救うだけでなく、彼らの生活を変えることが必要です。自立を促進し、購買力を増進させる社会保障政策に力を入れることで、新しい需要、そして雇用を生みだし、地域経済の活性化にもつながっていきます。農家と市場をつなぐ流通網を整備マラウイの農村に暮らす女性が豆のスープ一杯を得ようとすると、一日の収入の4割もの出費を強いられる場合があります。これを先進国に置き換えると、豆スープ一杯に数百ドルを払うという換算になります。生産から流通、販売を含むサプライチェーンへの投資や改革と合わせて、恒久的な市場の発展支援を行うことで、最も貧しい人々も含めたすべての人が、適正な価格で栄養価の高い食べ物を入手できる食料システムを実現できます。食料廃棄・ロスの削減世界にはすべての人が食べられるだけの十分な食料があります。