ニュースリリース | 26 11 月 2021
エチオピアで発生している紛争の最前線に位置するアムハラ州では、370万人が緊急的な人道支援を必要としています。エチオピア北部で支援を必要としている人の80%にあたる780万人が戦闘地域の反対側で生活しており、戦闘地域を越えて食料支援を届けることが不可欠となっています。
国連WFPは今週、合同緊急作戦(Joint Emergency Operation, JEOP)を代表して、アムハラ州の町、デシとコンボルチャに住む1万人を超える人びとに食料を届けました。約1ヶ月前にティグライ人勢力によって制圧されたこの地域に支援が届くのは、制圧以降初めての事です。国連WFPは、一週間前まで、この地域に所有する倉庫へのアクセスが許可されていませんでした。