ストーリー | 05 3 月 2020
シリア北西部では戦闘により民間人が北へと押しやられ、今も689,000人以上の人々が避難の最中にあります。国連WFPは紛争により住む場所を失った人たちへの支援を実施しています。今すぐに寄付を行う場合はこちら。「私が会った人たちは見るからに困窮しており、大丈夫かどうかと尋ねると返答もままならない様子でした」と、シリア北西部におけるWFPの協力団体のひとつで現地監視員を務めるヌハさんは語ります。彼女は12月に戦闘が激化し何十万もの人々がイドリブから脱出を始めて以来、寝る間もなく支援のために働き続けています。「イドリブ州の状況は想像を超えて、なお悪い状態です。」ヌハさんは続けます。「過去2週間、家や街から逃れた何千もの家族がトルコ国境近くにあるキャンプを目指し北へ向けて移動する姿を見てきました。これは生き延びるための最も危険な旅路です。