ストーリー | 17 1 月 2019
イエメン 世界最悪の人道危機
2018年はイエメンで飢餓が深刻化した年として記憶されるでしょう。紛争は、すでに中東で最貧国であった国を深刻な人道危機へと追いやりました。
12月に発表された報告によると、1600万人近く(イエメンの人口の半数以上)が毎朝空腹で目覚めており、持続的な人道支援のみがこの数の増加を防いでいます。イエメンの全ての世代の人々が栄養不良を抱えています。特に180万人の子どもたちが栄養不良によって、身体的にも知的にも発達のリスクに晒されています。
2019年、国連WFPはイエメンの食料支援を拡大し、1200万人に支援を届けることを計画しています。しかしながら、紛争地域へのアクセスの確保がままならないということは、各人道支援機関が必要とされる支援を全ての人々に届けられないということを意味します。