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知花くららさん 上智大学で講演会

知花くららさん 上智大学で講演会
, WFP日本_レポート

11月29日、上智大学において、「今日の世界と国連機関とNGO ~世界と共に生きる私たちにできること~」と題する講演会が行われ、そのスピーカーとしてWFPオフィシャルサポーターの知花くららさんが出演しました。知花さんは上智大学の卒業生。母校での講演は、「今、ここから"未来への種まき"」のタイトルで保田由布子WFP日本事務所広報官とのトークショー形式でお話をされました。会場には500人以上の学生さんが詰めかけ、先輩である知花さんのお話に聞き入っていました。

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「チャリティ活動は何か行動することが大切」と知花さん/資料提供:上智大学

知花さんは今年8月、スリランカのWFP支援現場を訪問。これまでザンビア、フィリピンの支援現場を訪れ、スリランカは3度目の現地視察でした。スリランカは、政府と、「タミル・イーラム解放の虎(LTTE)」という反政府勢力との間で25年以上にわたって続いた内戦が、去年5月に終わったばかりです。知花さんは、戦闘が激しかった北部を訪問しました。

内戦終了後も地雷が撤去されてないなどの理由で自分たちの土地に帰れず、別の土地で生活を一から再建しなければならなくなった人々と出会った知花さんは、「自分たちはこんなに困っている。どうにかしてほしい、早く自分たちの土地に帰して欲しい」と困窮している現状を伝えられ、すがられている思いを強く感じたそうです。

また、こうした経験を、知花さんの立場を生かして伝えていくことが大変重要だと感じた旅だったと知花さん。「チャリティ活動は、自分の立ち位置で何ができるかを考えることが大切。私も100%身を投じなくてはいけないのではないかと悩んだ時期がありました。100やらなくてもいい。50でも1でもいいんです。0より何か行動することが大切なのだと思います。」という知花さんの言葉に、会場の学生さんは真剣に耳を傾けていました。

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知花さんのお話に真剣に聞き入る上智大学の学生さん©WFP/Shoko Mitani

知花さんは、開発途上国の今を伝え、一人ひとりの国際協力活動を応援する「なんとかしなきゃ!プロジェクト」の著名人メンバーの一人。その活動の一環として今回スリランカを訪問しました。同プロジェクトのホームページYouTubeチャンネルで、訪問時の動画が公開されています。ぜひご覧下さい!

知花さんのWFPオフィシャルサポーターとしてのこれまでの活動についてはこちらをご覧下さい。