ニュースリリース | 09 1 月 2007
スーダン・ジュバ発−スーダンで20年以上続いた南北の内戦が終わり、包括的和平合意が結ばれたのは、2005年1月9日。それからちょうど二年が経った。 WFPは地元住民とのパートナーシップのもと、200万人近く(うち60万人は帰還民)に対する食糧援助、1850キロ以上の道路修復、25万発以上の不発弾除去などを通じて、南スーダンにおける復興に参画してきた。道路修復などのインフラ整備プロジェクトは、人道支援のアクセスや人々の生活の利便性を向上させたとともに、現地における雇用を創出する効果ももたらしてきた。 状況は少しずつ改善しているものの、スーダンが直面している状況は未だ困難なものであり、この地域における平和構築にはまだ相当の時間がかかることが予想される。