ニュースリリース | 03 5 月 2019
2018年から2019年の農作物の収穫量は490万トンと推計され、これは2008年から2009年以来の低さです。好ましくない天候に加え、燃料や肥料、スペアパーツなどの限られた農業資材の供給が大きな悪影響を及ぼしています。
国連食糧農業機関(FAO)とWFP国連世界食糧計画(国連WFP)は昨年11月と先月に北朝鮮で調査を実施。商業的な輸入能力を考慮した上で、収穫後の損失の増加と相なって、収穫量の減少により約136万トンの食料が不足していると結論づけました。
報告書は、非常に少ない食料消費量に懸念を示し、多様な食事をとることが困難になり、家庭内で食事の回数や量を減らすことを余儀なくされていることを明らかにしました。
報告書はまた、よい栄養状態を保持するために不可欠である食事の多様性が限られていることについて深刻な懸念を示しています。