ニュースリリース | 22 12 月 2021
今回の減給は、国連WFPの食料支援に頼って生きているイエメンの家族にとって、最悪のタイミングです。過去3か月で、通貨切り下げとハイパーインフレが経済を崩壊寸前まで追い込む中、不十分な食料消費(国連WFPが追跡している飢餓の指標の一つ)が急速に増加し、全家族の半数に影響を与えています。イエメンの多くの地域で、今年に入ってから食料価格は2倍以上になっています。一方、複数の最前線での戦闘により、家族は避難を余儀なくされています。
「食料の量を減らすたびに、すでに飢えている人や食料不安に陥っている人が、飢餓に苦しむ数百万人の仲間入りをすることがわかっています。しかし、絶望的な時は絶望的な手段を必要とします。