ニュースリリース | 29 11 月 2006
アジスアベバ発−WFPのヘリコプターによる、エチオピア南東部の洪水被災地への支援物資の空輸が開始した。今回の洪水は80名の死者を出し、交通網に大きな被害を及ぼした。362,000人の被災者が生活手段を失い、122,500人が住居を失った。人道援助機関は、水を媒介したマラリアなどの病気の流行を懸念している。食糧支援のほかに、国連機関とエチオピア政府からの医療品や毛布、調理器具、水の浄化装置セットなどの食糧以外の物資もWFPのヘリコプターで空輸される。洪水で大きな被害を受けたソマリ地域では、今年初めにも干ばつによる深刻な被害を受けており、160万人が人道支援を必要としている。