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WFP、ハイチで地震被災者に緊急食糧支援開始

WFP、ハイチで地震被災者に緊急食糧支援開始
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ローマ発

今週火曜日午後5時ごろ、マグニチュード7の大地震に襲われたハイチで、WFPは緊急食糧支援活動を立ち上げた。この大地震の被災者はかなりの数に上るとされ、WFPは職員や物資を総動員し、一刻も早い食糧支援に向け全力を尽くしている。

ジョセット・シーランWFP事務局長は、「この地震で多くの人命が奪われ、壊滅的な被害が発生したことに、哀悼の意を表します。WFPは被災者の方たちにいち早く食糧を届けるため、全力で職員や支援物資などをハイチに集結させているところです」と述べた。

WFPは取り急ぎ、エル・サルバドルの緊急支援備蓄倉庫から、86トンの高カロリービスケット(3万人の7日分の食糧に相当)をハイチに空輸し、被災者に配布する。また、WFPの緊急支援要員も被災地入りする。

WFPは地震発生以前よりハイチで食糧支援活動を行っていたため、ハイチ国内に食糧の備蓄がある。

公式な死傷者数はまだ公表されていないが、非常に大規模な食糧支援が必要となる模様。食糧支援の需要規模を特定するため、WFPは速やかに調査を実施する予定。

今回の地震は、過去200年間のハイチの歴史上最も規模の大きいものと言われており、首都ポルトープランスの周辺では人々が家を失うなど甚大な被害が発生した。ポルトープランスの大部分の地域では停電が続いており、通信網も寸断されている。

ハイチは西半球で最も貧しい国で、慢性的貧困、政情不安、ハリケーンなどの影響で地震発生前からすでに、国民の3分の1に相当する180万人もが飢えに苦しんでいた。大地震の発生はそれに追い討ちをかけるものであり、飢餓の拡大が懸念される。WFPは国際社会へ向け、ハイチでの救援活動への支援を要請していく。

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