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ジョゼット・シーランWFP事務局長による声明文〜飢餓撲滅に向けた日本の貢献に関して〜

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日本は長年にわたり、WFPの主要拠出国のひとつとして飢餓撲滅に
貢献してきました。さらに日本は今年、世界の最も貧しい人々が危機的状況に陥っているなか、飢餓に苦しむ人々の命を救うため、記録的な額の拠出金をWFPに供与しました。

この多額の拠出金は、世界の飢餓を撲滅しようという日本の意気込みの表れにほかなりません。国連ミレニアム開発目標(MDGs)の達成に向け国際社会が努力を続けるなか、鳩山首相が、経済危機への対処や気候変動問題への取り組み、開発支援、貧困問題解決に向けての様々なイニシアチブへの支持を表明していることはまさしく賞賛すべきものです。

今年2月、世界経済が低迷を続けていたにも関わらず、日本はアフリカ、アフガニスタン、パキスタンへの食糧支援として121億5千万円にも及ぶ拠出金を供与しました。この支援により、それまで餓えや栄養失調に苦しみ、最低限の生活もできていなかった多くの人々の命が救われました。

2009年1月より現在までに、WFPは日本政府より1億9500万米ドル(およそ177億8千万円)にのぼるご支援をいただきました。つい最近も、フィリピン台風被災者への緊急食糧支援に対して迅速な拠出が実施されたばかりです。 1億9500万米ドルという拠出額は、日本の過去10年間の年間平均拠出額である1億3500万ドルを大きく上回る額で、日本は今年、WFPにとって第三位の拠出国となっています。日本はWFPにとって、飢餓と戦う上で欠かすことのできない重要なパートナーとなっています。