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グルジアで緊急支援続く

グルジアで緊急支援続く
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2008年8月20日 トビリシ発

WFPは既にグルジアの国内避難民11万5千人に対し食糧を配給した。小麦粉、油、豆、塩、砂糖、高カロリービスケットとパンが届けられ、本日はより多くの支援物資の配給が行われる予定となっている。

さらに国連は18日、各国連機関やNGOが今後六ヶ月間グルジアで人道支援活動を行うにあたり、国際社会へ緊急拠出を要請した。うちWFPは食糧支援に1,290万ドル、物資輸送に250万ドルを要請している。

WFPはグルジアにおいてすでに四度に渡り高カロリービスケットを空輸するなど、支援活動を拡大している。ゴリでは8000人に高カロリービスケットを配布。さらに、多くの人々が避難しているゴリ南方Ateni Gorgeの村では、8700人を対象に10日分の食糧(小麦、油、塩、砂糖、高カロリービスケット)を配給した。グルジア西部でも、27000人を対象に食糧支援を行った。

しかし、黒海からトビリシの鉄道は、橋が爆撃を受けたことにより使えない状況。陸路についても、道路状況が悪く、食糧輸送車両が襲撃されるなど、食糧支援に大きな困難が伴っているのが現状である。

グルジア支援に関する国連緊急支援要請の詳細は以下をご覧下さい。

Georgia Crisis Flash Appeal(英語のみ)