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日本政府、国連WFPを通じバングラデシュに1,500万ドルの支援
, WFP日本_レポート
バングラデシュ発―ミャンマーで激しい衝突が発生し、多くの人々がバングラデシュに逃れている状況を受け、日本政府は避難民に対して国連WFPを通じ、16億5,000万円(1,500万ドル)の資金協力をすることを決めました。19日には河野太郎外務大臣がコックスバザールの難民キャンプを訪問しました。
8月以降、バングラデシュにはミャンマーからおよそ70万人の人々が逃れてきています。
日本政府はこうした避難民への支援として、国連WFPを通じて16億5,000万円(1500万ドル)の緊急無償資金協力を実施することを決定しました。日本政府からの拠出金で、国連WFPは緊急食糧配給や支援物資の運搬、道路補修等の支援を行います。
11月19日には、国連WFPが食糧支援をしているコックスバザールの難民キャンプを河野太郎外務大臣が訪問しました。
コックスバザールのクタパロング難民キャンプでは、4人に1人の子どもが深刻な栄養不足に陥っていると言われています。 国連WFPでは、これまで、ミャンマーから逃れてきた70万人に米や豆、油の食糧支援を実施しました。また68,000人にのぼる妊産婦や小さな子どもがいる母親に対して高カロリー・高タンパクの栄養強化食品を配給し、栄養支援を行っています。