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WFP、東ティモールに10万人分の緊急食糧支援

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ディリ − WFP国連世界食糧計画(以下WFP)は、政情不安と治安悪化によって人道機器が引き起こされるのを回避するために、次の半年間で520万米ドルを投入し、東ティモールの住民10万人に食糧支援を行なうことを決定した。この支援は、現在キャンプで生活を送っている避難民たちに食糧を配給している東ティモール政府の活動を支え、補完する性質のものである。

「現在食糧支援は、人道的観点から緊急に必要とされている」と、WFP東ティモール事務所代表タレク・エルグウィンディは言う。「政府もこれを認識しており、WFPは政府を支援するために最善を尽くしている。食糧支援は短期的に見て人々の命を救うというだけでなく、暮らしの再建に取り組もうとしている家族に対してセーフティ・ネットを供給することができる。」

WFPは、6月10日までに、首都ディリおよびその周辺に位置する避難民キャンプで生活を送っている6万6千人の人々に緊急食糧支援を実施する予定である。WFPは他の地区に逃れた3万5千人以上の住民にも支援の対象を拡大する予定であるため、緊急食糧支援の受益者数は、10万人以上に膨れ上がるものと見られている。

5月23日を境に始まった騒乱によって、数千人という数の住民が住居を後にし、避難民キャンプや首都ディリにある国連主要機関の建物といったほかの避難所に逃げ込んでいる。

WFPは、他の国連機関とともに、最近の治安悪化によって損害を被った住民の食糧、衛生、シェルター、健康といった分野でのニーズに応えるために、国際社会に支援を呼びかけている。

「我々の現在の懸念材料は、多くのディリ出身の避難民たちが、自分たちの住居に戻るには依然として十分に安全ではないと感じているということだ」と、WFPアジア地域局長アンソニー・バンブリーは述べる。「WFPの使命とは、食糧支援を緊急に必要としている人々のもとに食糧を届け、従来の生活に戻れるようにすることである。」

6月5日、WFPはディリおよびその周辺に位置するキャンプにおいて通常食糧配給を開始し、火曜日には二週間分の食糧がキャンプに届けられた。配給される緊急支援食糧は、トウモロコシ・大豆混合品(corn soya blend)、植物油、そして砂糖から構成されている。

食糧配給は、東ティモールおよびWFPの実行パートナーとの協力の下、実行されている。WFPは、国際移住機関、ケア・インターナショナル、ワールド・ビジョン、Plan International、HOPE、そして教会といった実行パートナーと提携を結んでいる。



For more information please contact (email address: firstname.lastname@wfp.org):
Tarek Elguindi, WFP Country Director Timor Leste WFP/Dili Mob. +670-723-1310
Paul Risley, Regional Public Information Officer, WFP/Dili, Mob. +670 782-1331
Nick Keyes, WFP/Bangkok, Tel. +66-2-655-4115 ext, Mob. +66-1-9230362
Robin Lodge WFP/Rome, Tel +39-06-6513-3201, Mob. +39-340-866-2992
Gregory Barrow, WFP/London, Tel. +44-20-72409001, Cell. +44-7968-008474
Christiane Berthiaume, WFP/Geneva, Tel. +41-22-9178564, Cell. +41-792857304
Trevor Rowe, WFP/New York, Tel. +1-212-9635196, Cell. +1-6468241112, rowe@un.org
Jennifer Parmelee, WFP/Washington, Tel. +1-202-6530010 ext. 1149, Mob. +1-202-4223383