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ミャンマーの洪水被害に対し、日本政府から緊急支援

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20249月に東南アジア一帯に甚大な被害をもたらした超大型台風「ヤギ」は、ミャンマー全土にも壊滅的な被害をもたらしました。約330万ヘクタールの地域が浸水被害に遭い、そのうち210万ヘクタールが農地です。また浸水地域には、住民約450万人が居住しており、その中でも120万人が食料へのアクセスが極めて限られた脆弱な状況にあるとされています。

緊急のニーズとして食料品、飲料水、医薬品などが挙げられており、また主食となるコメを中心に農地に甚大な被害が出ていることから、中長期的な食料安全保障への影響も甚大です。加えて洪水被害が発生する前から、ミャンマーは総人口の3分の1にあたる1,860万人が人道支援を必要としており、半数が洪水の被害を受けた地域に住んでいます。

国連世界食糧計画(WFP)は洪水発生後ただちに緊急食料支援を立ち上げ、最大50万人の被災者を支援をしています。

この度、日本政府から100万米ドル(1億4,000万円)の緊急の無償資金協力を受け、WFPは食料不足に陥っている80,000人に対し、1カ月分のコメを提供します。WFP日本事務所の津村康博代表は「ミャンマーは洪水被害が起きる前から、政治危機、紛争、経済不況のため食料不安が深刻化しており、WFPが人道食料支援を行っていた国です。命をつなぐための食料を少しでも早く、現地の方々に届けるべく、日本政府からのご支援に感謝いたします」と述べています。

トピック

ミャンマー

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WFP 国連世界食糧計画 日本事務所 広報

富田 絵理葉 eriha.tomita@wfp.org

田中 理子  satoko.tanaka@wfp.org

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