コンゴ民主共和国での治安事件に関する情報更新
ローマ - 国連WFPは、2月22日にコンゴ民主共和国東部で発生した悲惨な治安事件について、以下の通り最新情報を発表しました。
- この治安事件には、コンゴ民主共和国東部のゴマからルチュルまでの道中、国連WFPの学校給食プログラムを訪問しようと、2台の国連WFP車両に乗って移動していた7人が巻き込まれました。
- 一行は、駐コンゴ民主共和国イタリア大使とその護衛に同行していた国連WFPの職員5名で構成されていました。
- 一行は現地時間の午前9時頃にゴマを出発しました。
- 現地時間午前10時15分頃、2台の車は武装したグループに止められ、乗客全員が車から降りることを余儀なくされました。 この時、一方の車両の国連WFPの運転手であるムスタファ・ミランボさんが殺害されました。
- 残りの 6 人の乗客は、銃を突きつけられて周囲の茂みに追いやられ、銃撃戦になりました。
- 銃撃戦の最中、ルカ・アッタナシオ駐コンゴ民主共和国イタリア大使と彼の護衛のヴィットリオ・イアコヴァッチ氏が重傷を負い、その後死亡しました。
- 同乗していた他の4人の乗客(全員国連WFPスタッフ)は無事で、無事を確認しました。 その中には、国連WFPコンゴ民主共和国副代表のロッコ・レオーネ氏、国連WFP学校給食プログラム・アシスタントのフィデレ・ザバンドラ氏、国連WFPセキュリティ・オフィサーのマンスール・ルワガザ氏、国連WFPドライバーのクロード・ムカタ氏が含まれています。
- 国連安全保安局(UNDSS)が中心となって、事件の詳細なレビューを行う予定です。
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国連WFPについて
国連世界食糧計画(WFP)は、2020年のノーベル平和賞を受賞しました。 国連WFPは世界最大の人道支援機関です。緊急時に人々の命を救う食料支援を届けるとともに、社会の繁栄を築き、紛争や自然災害、気候変動の影響から再起する人々の持続可能な未来を支えています。