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国連WFP、シリア最大の町アレッポで緊急食糧支援を行う

ダマスカス発:
国連WFPは、シリアで最大の町アレッポに向け28,000人分の支援食糧を送った。アレッポでは激しい戦闘が続き、食糧、燃料、電気が不足していると報じられている。



AFP/Ahmad Gharabli

・アレッポでは激しい戦闘が一週間以上続き、食糧が不足している。状況悪化に伴い20万人がすでに脱出した。

・アレッポでの戦闘開始以来、国連WFPとそのパートナーであるシリア・アラブ赤新月社(SARC)は4万人近くに食糧支援を行ってきた。

・7月には、シリア全体で541,575人に食糧支援を行った。当初は国連WFPは85万人に支援を行う予定だったが、ダマスカス郊外、ホムス、ハマ、デリゾールとアレッポでの戦闘が激しく支援活動が妨げられた。

・国連WFPはまたシリア周辺国(ヨルダン、レバノン、トルコ、イラク)に逃れた難民に対する食糧支援も開始した。シリア難民には避難先の商店で食品を購入するための引換券が配られる。支援期間はこの7月から12月までの6ヶ月間。支援対象人数は7月時点で67,000人で、12月までに12万人に拡大予定。

・シリア支援には1億300万ドルが必要だが、現在6200万ドルが不足している。