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声明:イエメンにおける人道支援関係者の拘束について

【ローマ】フーシ派による最近の行動は容認できません。WFPおよび国連職員の恣意的な拘束、国連事務所への強制的な侵入、資産の破壊・押収、国内職員への強要行為は、WFPおよび他の国連機関、人道支援団体がイエメン北部の脆弱な地域社会に支援を届ける能力を著しく損なうものです。

WFPは国連事務総長およびすべての人道支援パートナーと共に、現在フーシ派によって恣意的に拘束されている44名の人道支援関係者(うちWFP職員21名)の即時かつ無条件の解放を強く求めます。2025年8月31日以降だけでも、21名の国連職員が新たに拘束されており、すでに拘束されていた国際援助組織の職員・元職員23名と合わせて深刻な状況となっています。人道支援関係者の安全と保護、施設の不可侵性、支援活動の独立性は、国際人道法に基づき確保されなければなりません。

WFPはこれまで60年近くにわたって紛争、避難、深刻な飢餓など、イエメンが直面してきた最も困難な状況で人々を支援してきました。飢きんの回避に尽力し、支援国の協力のもと、何百万人に命を救う支援を届けてきました。

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国連世界食糧計画(WFP) は世界最大の人道支援機関であり、緊急時には命を救い、食料支援を通じて人々が紛争、災害、気候変動の影響から立ち直るための平和と安定、繁栄への道を築いています。

トピック

イエメン

お問い合わせ

国連世界食糧計画 日本事務所 広報
田中 理子  satoko.tanaka@wfp.org