声明文
【ガザ、パレスチナ】 昨夜遅く、南部ガザを走行中のWFP国連世界食糧計画のトラック15台が略奪されました。これらのトラックは、WFPが支援するパン工場に向かう途中で、切実な支援を待つ人々のための重要な食料を運んでいました。
飢餓と絶望、そして今後も食料支援が届くのかという不安が高まる中、治安の悪化が進んでいます。WFPはイスラエル当局による支援のもと、停戦中に実施されていたように、より多くの食料支援を、より速く、より一貫性をもって、より安全なルートでガザに届けられるようにする必要があります。
WFPは、限られたパン工場や配布拠点だけでガザの人々に食料を届けるという現在の体制では、安全に活動することができません。
WFPとそのパートナーが小麦粉や食料パッケージを、深刻な食料難に直面している各家庭に直接配布することが、飢餓を最も効果的に防ぐ手段であり、そのような状況が整うべきです。
WFPがこれまでにも述べてきたとおり、200万人が極度の飢餓や飢きんに直面しており、今すぐの対応が求められています。
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WFP国連世界食糧計画は世界最大の人道支援組織であり、緊急事態において人命を救い、食料支援を通じて紛争、災害、気候変動の影響から立ち直ろうとする人々の平和、安定、繁栄への道を築いています。