スーダンでWFP職員3人が死亡 シンディ・マケイン事務局長からの声明
現地事務所長、プログラム・アソシエイト、警備員の3人は、世界最大の飢餓危機の最前線で命を救う支援活動にあたっていました。1人は即死、残りの2人は重傷を負い、治療のために移送中に息を引き取りました。
ご家族にはすでにお知らせしました。私たちはこの深い悲しみの中、彼らとWFPチーム全体で連帯します。
人道支援活動で人命が失われることは、断じて許されることではありません。人道支援従事者は決して標的ではないし、標的になることがあってはなりません。しかし、2024年は過去最多の人道支援従事者の命が失われました。スーダンにいるWFPチームの他のメンバーは全員無事であり、安否も確認されています。彼らの安全確保はWFPの絶対的な優先事項です。
WFPは引き続き、青ナイル州を含むスーダン全土で人道支援活動を実施していきます。WFPはスーダンのすべての場所にとどまり、命を救う食料と栄養の支援を提供します。これは、亡くなった同僚たちが望んでいたことです。
私たちは、この忌まわしい事件の状況を明らかにするために緊急に調査しています。徹底的な調査と、加害者の責任追及を求めます。
私たちのチームメンバーの無念な死は、スーダンのような紛争地帯や複雑な活動環境において、人道支援に携わる人々が直面するリスクを改めて思い起こさせるものです。私たちは世界の指導者たちに対し、自らの命を危険にさらして他者に支援活動を実施している献身的な人々の保護を擁護するよう、引き続き強く求めていきます。
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国連世界食糧計画(WFP)は、緊急時に命を救い、食料支援を通じて紛争、災害、気候変動の影響から回復する人々の平和、安定、繁栄への道を築く世界最大の人道支援機関です。