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ガザを訪問した国連WFP副事務局長による声明

カール・スコウ国連WFP副事務局長:「私たちは今日ガザを訪れましたが、ここで目にした恐怖、混乱、絶望は私の想像をはるかに超えていました。」

倉庫の混乱、何千人もの人が絶望的な空腹状態にある食料配給拠点、陳列棚が空のスーパーマーケット、トイレが破裂した過密状態の避難所。そして爆弾の鈍い音が、私たちがこの訪問の間に耳にした音でした。

食料配給の現場で、ある女性は1つのアパートで他の9家族と暮らしていると教えてくれました。全員が同時に横になれないので、夜は交代で寝るのだといいます。その後、私たちは人が集まっている墓地を通りかかりました。埋葬のために人が集まっているのだと思いましたが、よく見ると、彼らは薪にするために墓地の木を切り倒していることに気づきました。

私たちの視察は、ラファ検問所の国境で車が何時間も立ち往生するところから始まり、重要な人道支援物資や職員をガザ地区内に輸送するのがいかに大変か、そして国境の行き来を増やすことがいかに重要であるかを思い知らされました。

今回、私たちはパレスチナの人びとへのコミットメントを示し、ここで活動する国連WFPの職員を支援するためにガザにやってきました。

職員やその家族とのミーティングで、彼らは私たちにこれから何が起こるのか、私たちの計画はどうなっているのかと尋ねました。しかし、私たちから明確や簡単な回答を伝えることはできませんでした。

ガザ地区内にいる私たちのチームは、信じられないほど素晴らしい仕事をしています。 彼らは、自分自身もこの計り知れない人道的危機を生き抜きながら、この危機に立ち向かうために活動しています。彼らはこれまでに100万人以上に食料を届けました。彼らは毎日、ガザ住民の飢餓を防ぐために断固とした姿勢で働き、命の危険や多くの困難にもかかわらず、解決策を見つけて働き続けています。

しかし、もはや耐え続けることはできません。法と秩序が崩壊し、意味のある人道支援活動は不可能です。 必要な食料はほんのわずかしか入ってこず、燃料は致命的に不足し、通信システムは寸断され、職員や食料配給に携わる人びとの安全は確保されておらず、活動ができません。

ガザの住民は絶望しています。女性や子どもたちの目には恐怖が浮かんでいます。冬が近づくにつれ、ガザの人びとは、不衛生な避難所や路上に押し込められ、病気が蔓延し、十分な食料もありません。

戦闘の休止期間中に国連WFPが実施した調査は、ガザの住民が実際に食べていないことを示しています。いくつかの地域では、10世帯のうち9世帯が、一昼夜まったく食事をとらずに過ごしていると答えました。その頻度を尋ねると、過去1カ月で最大10日間、食べ物を口にしなかったと言います。

7日間の戦闘の休止期間中、国連WFPは状況が整えば食料を届けることができることを示しました。私たちはトラックに食料を積んでいますが、ガザ地区への行き来を可能にする検問所は一つでは足りません。そして、トラックが地区内に入った後も、全ての場所にいるパレスチナ人に食料を届けるために、自由で安全な経路が必要です。

これは人道的停戦があって初めて可能になることであり、最終的にはこの紛争を終結させる必要があります。

 

12月8日(金)、国連WFPのカール・スコウ副事務局長、コリーン・フライシャー中東・北アフリカ・東欧地域局長、国連WFPパレスチナ事務所のサーメル・アブドルジャーベル代表は、国連WFPの職員、地元の小売業者、そして紛争の影響を受けているパレスチナの人びとと面会するため、ラファ検問所からガザに入りました。

ガザでの活動および訪問については、こちらの映像からもご覧いただけます。

 

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