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ラオス、台風被害で緊急食糧支援を開始

ラオス、台風被害で緊急食糧支援を開始
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ラオス発

ラオスは9月30日、フィリピンに豪雨をもたらしたのと同じ台風「ケッツアーナ」の直撃を受け、記録的豪雨が発生。南部を中心に大規模な洪水が発生し、25万人が被災した。事態を受け、WFPはラオス政府との連携のもと、緊急食糧支援を開始した。

初動支援として、まずは特に被害の大きかったセーコーン県とアッタプー県で、3000人を対象に、米11トンと魚の缶詰3200缶を配給。これらの地域では90%以上の土地が冠水する被害が出ている。さらに、被災地に向け、米と魚缶を輸送中で、今後さらに支援を拡大する予定だ。

WFPのジョゼット・シーラン事務局長は、「すべてが水浸しになってしまった地域もあり、被災者の方々の生活を非常に懸念しています」と述べた。

WFPは現地の被害実態を把握するために、政府と連携のもとで調査を進めるとともに、国際社会に向けて支援金の緊急拠出を要請している。