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ネットクイズに答えて途上国に米を寄付 〜Freerice 新バージョン公開!〜

ネットクイズに答えて途上国に米を寄付 〜Freerice 新バージョン公開!〜
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クイズに答えると一問正解するごとに途上国に米10粒を寄付できる無料のインターネット・サイト「Freerice(http://www.freerice.com)」の新バージョンが、9月7日、正式公開されました。

Freericeでは、英単語・英文法・かけ算・元素記号・外国語・世界の首都・名画などの知識を問う四択式のクイズが出題されます。一問正解するごとに、食糧支援を行う国連機関・WFP 国連世界食糧計画(WFP)を通じて、飢餓に苦しむ途上国の人たちに米10粒が寄付されます。

正解するごとにクイズの難易度がレベルアップし、熱中できる内容となっています。たとえば英単語クイズでは、入門レベルでは”expensive(値段が高い)””delicious(おいしい)”などの平易な単語からスタートしますが、最高レベル(レベル60)では、”arundinaceous(葦に似た)””aleconner(ビール検査官)”などの、ネイティブにも難しい単語が出題されます。

英単語クイズはちょっと…という方には、かけ算や国名、元素記号や名画の作者を答えるクイズがお勧めです。ウェブサイト上部に表示される”SUBJECT”というボタンをクリックすると、クイズのジャンルを変更することができます。

サイト運営費は、企業からの広告料によってまかなわれているので、誰でも無料で参加できます。クイズを楽しみながら国際貢献ができる、まさに一石二鳥の画期的なクイズサイトです。

このウェブサイトは2007年10月に初公開。公開初日に集まった米はわずか850粒でしたが、口コミや報道で取り上げられたことで利用者数が増え、今では一日あたり4万人がアクセスする人気サイトに成長。Yahoo! のチャリティー部門最優秀ウェブサイト賞も受賞しました。

これまでに、420万人の1日分に相当する800億粒以上の米が、ウガンダやバングラデシュなどの途上国に寄付されました。近日中に、大洪水に襲われたパキスタンへも米が贈られる予定です。

今回公開された新バージョンでは、ソーシャルメディアとの連動を強化。寄付した米の粒数を競う上位プレーヤーのランキングや、得点をフェイスブックやツイッターなどに投稿できる機能などが設けられ、ネット上でのさらなる拡がりが期待されます。

欧米を中心に、教育用ゲームとして多くの学校で教材としても取り入れられています。

また、iPhoneやiPad用のアプリも公開予定です。ちょっとした時間を利用してFreericeにアクセスすれば、勉強と国際貢献を同時にすることができます。

Freericeはこちらから。


Freericeで遊ぶ子どもたちや、寄付された米が途上国に届けられる様子(映像)はこちらから。