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菅義偉首相を表敬訪問し、ノーベル平和賞受賞を報告しました

, WFP日本_レポート

11月17日(火)、WFP国連世界食糧計画の焼家直絵日本事務所代表、WFP議員連盟の高野光二郎会長、国連WFP協会の安藤宏基会長がノーベル平和賞受賞の報告のため、首相官邸にて菅義偉総理に表敬訪問を行いました。

冒頭、菅総理は国連WFPのノーベル平和賞受賞について祝意を表明したうえで、今回の受賞はこれまで多くの紛争地、被災地での活動、また、現在のコロナ禍の中にあっても国連WFPが食料支援を通じ、世界の飢餓と貧困の撲滅のために多大な貢献をしてきたことの証左である旨を述べられました。同時にWFP議員連盟及び国連WFP協会による、これまでの国連WFPの活動への絶え間ない支援に対し敬意を表されました。

焼家直絵日本事務所代表は地球規模の課題を解決するには、多国間協調が重要であり、外交安全保障、食料安定供給に資するのはやはり日本の平和外交であると述べ、補正予算も含め政府からの拠出金増額の協力を要請しました。

国連WFP協会安藤会長は、民間支援機関の代表として10年間国連WFP協会会長を続けてきたこと、企業や国民も国連WFPを絶え間なく支援しており、その結果として民間からの寄付実績が10年前の3.1倍、年間18億円まで伸長したことを報告しました。そして国連WFPの食料支援を受けて成長した人たちも、必ず世界平和や日本に貢献してくれるだろうと述べました。

WFP議員連盟の高野光二郎会長からは菅総理のお時間を頂いたことへの感謝と、今後とも議員連盟として飢餓の撲滅と平和構築のため、国連WFPの活動への支援に積極的に取り組みたいとの発言がありました。

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表敬訪問の様子。手にしているのは子どもたちへの学校給食支援の目印であるレッドカップ